太陽光発電のメーカー・製品関連について

 

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【ご説明の前に】

人は新しいことに対して自ら持つ知識・経験から判断するものですが、消費者の皆様が偏見や単純な見方をしてしまいその結果として後悔や、損をされないように、最新かつ正確な情報をお伝えするよう努めております。

おかげ様で本コンテンツは皆様に評価されて短期間で一気に人気コンテンツの1つになりました。

 


 


■海外製では不安です・・日本製だと安心ですが・・

日本製は少なくとも多くが日本の部材(部品)で、日本で製造されたものと考える人は多いと思いますが、実はそうとはいえません。

 

 

海外の部材だけでも、国内で組み立て・完成すれば日本製となります。

モノは違いますが、うなぎがいい例で、海外から輸入して1年でも浜名湖で育てれば浜名湖産になるといいます。

海外へ輸出する場合、主な部品が日本製であれば日本製として証明できるといいます。

 

 

太陽光パネル


太陽光パネルの場合は

日本製といっても、中国・台湾などのメーカの太陽光発電のセル(太陽電池の最小単位で一般的に15×16cmの大きさ)を輸入し、受け入れ検査により一定の品質管理基準でモジュール(パネル)化し自社ブランドにすることで、設備投資では間に合わない供給力を確保しているという現状があります。

 

 

完全な純国産はほぼ皆無です。

社名、製品は公表しませんが、一部のメーカーの一部の製品くらいです。

 

 

 

 

最近では

苦境に見舞われたシャープさんが、台湾資本傘下になり日台連合の強力な企業体として復活をしようとしています。

その際太陽光事業は切り売りされるとも言われましたが撤回されました。

これはシャープさんだけの問題ではなく、今後どの企業でもありえることであります。

 

 

 

2015年のセルの世界シェアで見ると国内メーカーは残念ながらトップ10に1社も入っていません。ということは・・・・

トップ10のうち9社はセルの主な生産拠点が中国で、中国に関わりのないメーカーはほとんどないと言えます。

 

※モジュールとはセルを多数組み合わせて屋外で利用できるように強化ガラスや樹脂などでおおった上で電力として使用可能にしたもの

 

 


例えば

日本製のIH炊飯器を例にしても、炭素材料を削り出してできた釜が自慢であったりしますが、釜の加工は中国の職人に任せているといいます。

日本に製造設備がないということに加え、クオリティを追求した結果です。

メード・イン・ジャパンであっても製造過程をたどると様々な国籍が顔を出す時代となっているのです。

 

 


重要なのは日本製かどうかではありません

「メイド・イン・国」より、「メイド・バイ・企業(名)」の時代です。

重要なのは原産国表示より、企業が製品にどれだけ責任をもっているかが大事なのです。

 

 

iPhoneは海外製品で海外で製造されたものですが、多くの日本メーカーの部品が入っています。


 

 

 

 

【グローバル基準】

世界基準のプロジェクトファイナンスの世界では企業の信用性に頼らない「バンカビリティ」という融資の際の適合性評価というものがあります。

 

大きな太陽光発電設備での金融機関の融資に関する評価となりますが、バンカビリティが高ければ債権の未回収リスクが低く低金利で貸出し、低ければ貸さないというものです。

 

事業そのものの収益性を徹底して評価するもので、健全な財務状況だけでなく太陽光パネルの選定を重視しています。

パネル自体の性能や耐久性を第三者機関などに依頼して徹底して評価するというものです。

仮にメーカーの保証が脆弱でもパネルが長期安定して発電するためです。

 

 

一方

国内の金融機関は、不具合があった時のサポート力や、企業規模や日本メーカーを指定することが多いといいます。

 

民間調査機関であるブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスが技術評価機関などに調査した結果です。

 

 

【2016年最新ランキング】

1位

中国トリナ・ソーラー(100%)

 

2位

米国 サンパワー(95%)→東芝上位モデル

韓国 ハンファQセルズ(95%)

カナダ カナディアンソーラー(95%)

米国 ファーストソーラー(95%)

 

国内メーカーはK(91%)、M(86%)か、P(77%)、S(73%)とランク付けされています。

国内の金融機関が国内メーカー製のパネルにこだわるのは、世界基準になっていない表れとなり、ガラパゴス化(孤立した環境)しているともいえます。

 

※国内メーカーで見た順位も興味深くランキングは重く受けとめていいものではないかと・・・

 

 

 

 

 

■蓄電池やTVの世界では

蓄電池は日本製といっても中身は韓国製が少なくありません。

※韓国製といっても中には日本メーカーの素材や部品が入っています。

 

 

韓国製は日本に負けず劣らず蓄電池の世界では世界シェアをおさえており、高品質のものを出しています。

 

そうこうしているうちに、電気自動車の米テスラ社が2017年春から本格的に日本市場に高性能でデザイン、施工性にも優れた低価格の蓄電池を投入し破壊的イノベーションをしかけていますが、はじまりにすぎません。

 

 

家電メーカーの顔であったテレビは今や撤退や縮小が相次ぎ、かわりに韓国のLGさんが最高品質の有機ELで存在感をあらわし、中国のハイセンズ(Hisense)さんが2016年7月に低価格の4Kテレビを市場に投入するなど世の中に大きな変化が起きています。

パナソニックさん、ソニーさんに巻き返してもらいたいですが・・・

 

パソコンも同様ですが・・・

 

 

 

 


家電量販店にいくと

2016年6月末に発売したLGさんの最新の有機ELテレビが最高級モデルとしてディスプレーされていますが、真っ黒が出せる画質もさることながら4.6mmという薄さに驚くと思います。

 

ヤマダ電機さんの渋谷店は他店以上に高級機種が出るのですが本当に売れているようで、日本メーカーにとっては脅威である一方でユーザーにとっては歓迎すべき時代ではないでしょうか?

 

2016年11月には米有力IT専門メディアが2016年最高の製品に、LG電子製で2年連続で有機ELテレビ「OLEDテレビ」が選ばれ、洗濯機も選ばれました。


天下のパナソニックさんがLGさんからTV用有機ELパネルを調達するというニュースが流れましたが、今はそういう時代です。

 

日本メーカーが最高性能・品質とは言い切れなくなり、時代の変化を感じざるをえません。

 

 

 

そこで大事な視点は

日本という国内メーカーへの信頼の厚く、世界でもまれに大きい国内市場に特化するか、

グローバルプレイヤーの勝ち組しか生き残れない時代ということです。

 

その勝ち組ですら、競争の中で順位が入れ替わり、外的な影響もあり絶対的な勝ち組はないと考えたほうが良く、国内に強い国内メーカーも世界の勝ち組による破壊的イノベーションにより激変し安全地帯は突如なくなることもありえるということです。

 

まさにオセロゲームでひっくり返されるわけです。

 

 

大企業のトップほどその危機感をもっていますが、従業員や一般消費者は国内の大企業はいまだに今後もずっと安心と思っているわけです。






■さらに国力を示すスーパーコンピュータの世界では

ここ数年中国がランキング1位でしたが、2016年6月時点でついに頭脳となるCPUチップを自国開発し世界最高速となりました。

一部批判があるも国別でもトップ500でも米国を抜き名実ともに1位となりました。

消費電力や複雑な計算では日本が優位ですが、今や中国の勢いは止まらずさらに突き放そうとしています。

 




■下克上

日本を抜き去った韓国の半導体産業は、今度は中国に抜かれる立場に追い込まれ人材の引き抜きや巨額の投資で韓国産業を震撼させているといいますが、最新・最高技術の中国初、世界初が増えていくことでしょう。


欧米は量子コンピュータに力をいれており、日本は遅れをとっているともいえわれています。


先ほど韓国LG社の最高品質TVを紹介しましたが、数年後には中国メーカーに置き換わっているかもしれません。




もっともお伝えしたいこと

ここでお伝えしたい事は脅威ではなく、日本人であるわれわれの意識を変える必要があるということです。

先ほどの国内金融機関のガラパゴス化ではないですが、われわれも世界基準で考えることです。

 

国内メーカーであろうと、いつか太陽光事業を手放す前提で選ぶことです。

メーカー名も保証も大事なことではありますが、



どれだけ高品質で安定して発電するパネルか選ぶことがもっとも重要ということです。

不具合も当然ある前提で、万が一のことがあったら対応してくれる業社選びも同様です。

 

 

 


■どこのメーカーがいいかの判断基準と商品ごとの推奨メーカーは?

第三者機関の評価を重要視しています。

 

【太陽光発電では】

第三者機関NEDOで山梨にて27種類のパネルで、同条件で外に設置した結果、実発電量でバックコンタクトのものは格段に良く、その中でも東芝さんにパネルを提供しているサンパワー社製はとりわけ相対的に安定しているとの評価を受けています。

 

 

ドイツ品質のQセルズさんも同様です。

数々の評価で好評価を得ており、最近では太陽光業界の専門家や関係者から7万人が選出するSolar Industry Award 2015を受賞しており、悪環境であるオーストラリアの砂漠でのパネル実施テストでも他メーカーより安定して性能を発揮しています。

東芝パネル横

 

 

【エコキュートであれば】

経済産業省のものづくり大賞なり、省エネ大賞です。

25年度のリンナイさんの家庭用ハイブリッド給湯・暖房システム「エコワン」や、日立さんのエコキュートが受賞しています。

 

日立さんのエコキュートは直圧式という特許を持ち、唯一水圧が落ちないエコキュートであり、タンク内部の構造もしっかりしていて、ステンレス配管の使用など総合力でおすすめしています。

 

 

【IHクッキングヒーターは】

グッドデザイン賞を何度も受賞している日立さんです。

パナソニックさんもトップシェアで日立さんの次に推していますが、デザイン、機能、性能含めた総合力で判断しています。

 

 

【エアコンであれば】

日立さんや三菱さん、ダイキンさんが受賞しています。

 

 

 

さらに評判や保証、アフターサービスなど総合的に評価します。

給湯分野であればざん新な新製品でも最初のものは不具合の懸念があり、大きな改良がほどこされる次のバージョンで取り扱うようにしています。

加えてメーカーさんの業績も重視します。

一般的に業績の良いときは良い製品を出しているものです。

 

メーカー内部の人は逆に自社製品に手厳しく、得意な分野でない製品には見向きもしないと思いますが、ブランドで選ぶことなく各メーカーの得意分野の商品をおすすめします。

 

 

 

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